やまだひさし復興支援企画「たこ焼きカー」についてお知らせです。
長文にはなりますが、最後まで読んでいただければ幸いです。
震災以降、私が放送以外で東北にできることはないだろうかと考え、ラジオを通じて知り合えたアーティストの皆様やリスナーとのつながりをパワーに変えて何かひとつ支援企画を作りたいと発案し、今まで続けてきたのがこの「たこ焼きカー」でした。
ラジアンリミテッドのエンディングテーマを「ヒャダイン」に楽曲制作していただきCDを作り、限定1000枚を1000円で販売し、売上全額寄付の形で集めたそのお金で購入した車です。
簡単に1000枚が完売するわけはなく、この支援活動にご賛同いただきましたアーティストの皆様に販売スペースのご協力や宣伝広報をしていただくことで売上金100万円というお金を作ることができました。
1000枚1000人以上の思いが詰まった「たこ焼きカー」購入でした。
その後、宮城県南三陸で観光船を流されてしまった船長さんとの出会いもあって、その方にたこ焼きカーをプレゼントし、ホテル観洋さんの敷地内で1年間販売させていただくことで、東北に足を運んでくれるリスナーも数多く、まさにこの企画で伝えたかった「繋がる」という心、風化させない持続可能な企画が少しずつ結果となってきました。
GLAYのメンバーには南三陸にまで訪れていただき、サプライズのLIVE&TALKで東北を励ましていただき、かつ大阪長居スタジアムでの自身のコンサートでも私の支援グッズ(CD&印税全額寄付の復興支援本)の販売まで許可いただき、先日の北海道函館フェスでもたこ焼きカーを呼んでいただきました。
西川貴教さんには2年連続で自身の滋賀県で開催するイナズマロックフェスにたこ焼きカーを呼んでいただき、今年は飲食&物販ブースもご提供いただきました。
SOPHIAの松岡充さんには昨年イナズマロックフェスの物販ブースに自らお立ち寄りいただき、サプライズで私の本を一緒に販売までしてくださいました。
福山雅治さんには自身のラジオ番組でもたこ焼きカーのここまでのヒストリーを放送していただき大反響のなか、昨年パシフィコ横浜で10日間にわたって物販ブースをご提供いただきました。
VAMPSのhydeさんには昨年ハロウィンパーティーのイベントでの神戸と幕張での物販ブース並びに、今年はたこ焼きカーの山中湖イベントでの出店でもご協力いただきました。
HOME MADE 家族さんには自身の愛知県蒲郡で開催された昨年の家族フェスにてステージで支援活動の告知、ならびに物販をさせていただきました。
AcidBlackCherry yasuさんには自身の武道館でのLIVE会場で昨年物販をさせていただきました。
たこ焼きカーにサインをしてくれた皆様
「GLAY TERUさん&TAKUROさん」
「T.M.Revolution 西川貴教さん」
「L’Arc〜en〜Ciel TETSUYAさん」
「SOPHIA 松岡充さん」
「HOME MADE 家族さん」
「Kさん」
「Rakeさん」
「BENIさん」
「土屋礼央さん」
そのほか全国でこのたこ焼きカーを地元の祭りに呼んでいただいた関係各位の皆様、
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ここまでたくさんの方に支援していただき愛された「たこ焼きカー」
今後は福島の方にプレゼントして、福島市内でいつでも食べられるお店に常設。
全国のリスナー、並びにご協力いただいたアーティストのファンの皆様にも、
福島に来てもらうきっかけになるような場所作りができれば、
と打ち合わせしていた矢先でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
本題に移ります。
先日、たこ焼きカーが自走不能の事故を起こしました。
理由は単純にドライバーの運転操作ミスです。
単独での横転事故で、車体は修復不可能な損傷を負い、
現状回復を試みようと見積もりを算出しましたが200万以上との報告を受けました。
車体の天井が伸縮し、車内で調理できる器具一式がレイアウトされた特殊改造車のため、シャーシ全体に損傷が及ぶ横転事故ではあらたに中古でも探したほうが安いとのこと。
実は復興支援企画ですのでなるべくかかる経費をおさえようと毎回格安な自動車保険に入っていました。月ごとの支払が可能な保険は、今回のような改造車の場合、車両保険に加入できる保険会社がなく、対人対物の保険のみの加入に制限されます。
よってこのたこ焼きカーは自損での単独事故なので全くその修理代は保険から支払われることはありません。
そもそも「支援に無理は禁物」との持論で私が展開してきたこの企画です。
無論100万円で買った車を200万円で修理したとして、そのお金を私が支払うのは不可能ではありません。
しかしながら、その行動は継続支援の今後の流れとしてふさわしいお金の使い方なのだろうか?と悩みました。
200万円あれば、むしろもっと違った新しい支援企画を作り、スタートさせることも可能なのではないだろうかと。
もちろん急なことなので、まだ何か具体案が浮かんでいるわけでもございません。
廃車という現実を突き付けられ茫然自失になりながら帰京する車のなかで、大変勝手ながらここは一度、この「たこ焼きカー」としての移動販売での役目はこれをもって終了させていただきたい、そう思ったのが率直な気持ちです。
しかし今日まで少しずつ現実を受け止められるようにもなり、本来連休明けの火曜日に予定していた廃車手続きを一旦キャンセルすることにしました。
廃車にするかどうかを決めるのは自分だけの判断ではいけないのではないだろうか?
そう思ったからです。
現在たこ焼きカーは遠く滋賀県で解体業者が今1日1575円で保管してくださっています。
ここからは大変身勝手なお願いです。
たとえば、事故車でも構わないので思いの詰まったたこ焼きカーを引き取ってくれる方、もしくは展示に使いたいと名乗りをあげてくれる方、せめて解体するにしても一度支援してくれた皆様に見てもらうための東京まで、もしくは福島までレッカー移動を引き受けてくださる方、等々。
どなたでも構いません、なにか別のアイデア等ございましたら、このブログにメッセージ、もしくは長文ならsien@yamadamic.comにご連絡いただければ幸いです。
私ももちろん諦めず探し続けます。
1週間だけ廃車することを待ってみようと思います。
傷だらけのたこ焼きカーを東京までレッカーするだけで30万はかかると言われました。
次なる支援のために貯めた本の印税並びにCD増刷(坂本美雨バージョン)のお金はもちろんまだ未使用ですが、その支援金を使って、目的も決まらないまま東京に車を戻すためだけにかける経費としては正直使う気になれません。
来週金曜日まで、代案が残念ながら浮かばなかった場合には
廃車という形で幕を下ろすことをどうかお許しください。
私も本当に悔しく、残念でなりません。一報がはいったときは怒りも覚えました。
しかしドライバーはロボットではなく生身の人間です。ミスも犯します。失敗もします。
付き人兼運転手、青森県八戸出身通称ハチ。
彼が事故を起こしたことは事実であり、運転を命じた私の管理能力不足です。
猛省しなければならないことも承知です。
不幸中の幸いといえば、彼が擦り傷程度で済んだことと事故の相手が全くいないことです。被害としては奇跡的なくらい最小でした。
とはいえ、大人として当然償いはすべきことと思っております。
ハチへの処遇はまた後日お伝えいたしますが、とりいそぎここまで支援していただき応援してくださった皆様にひとまずご報告さしあげた所存です。
どうかご理解いただければ幸いです。
正直ショックでまだ頭の整理もできておらず、乱文申し訳ございません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
なお、このたこ焼きカーがたとえ廃車になったとしても私の東北支援活動が終わるわけでは決してございません。
どうか引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
やまだひさし



